Espressif 証明書のフラッシュ

本章の概要

この章を終えるまでに、コンパニオンフォンのアプリケーションをモバイルデバイスにインストールし、必要なコードリポジトリのcloneを作成し、Espressif の Alexa で利用している AWS アカウントを使用して AWS IoT に接続するための証明書を受け取り、リファレンスハードウェアの分割されたフラッシュパーティションに証明書をフラッシュすることができています。

コンパニオンモバイルアプリケーション

Alexa で認証を完了するには、デバイスを Wi-Fi にプロビジョニングし、かつAlexa アカウントでリファレンスハードウェアをプロビジョニングするための Espressif のコンパニオンアプリが必要です。

ESP Alexa Phone Appをダウンロードする: iOS / Android

オプションとして、 iOS Android で Amazon Alexa アプリを利用できるようにすることをお勧めします (ただし、このチュートリアルでは必須ではありません)。これは、ほとんどの Alexa 対応デバイスのプロビジョニングに使用されるのと同じアプリです。

コードへのアクセス

このチュートリアルのすべてのコードは、 Lチカ チュートリアルでcloneを作成したリポジトリの Alexa_for_IoT-Intro フォルダにあります。再度Cloneする場合は、 PlatformIO CLI ターミナルウィンドゥ で以下のコマンドを実行します。

git clone https://github.com/m5stack/Core2-for-AWS-IoT-EduKit.git

プロジェクトを開く

このチュートリアルでは、Alexa_for_IOT-Intro プロジェクトを使用します。新しいVS Codeウィンドウで、

  1. VS Codeアクティビティバー(左端のメニュー)の PlatformIOのロゴ をクリックします
  2. 左の PlatformIO メニューから Open を選択します。
  3. Open Project をクリックします
  4. Core2-for-AWS-IOT-Edukit/Alexa_for_IOT-intro フォルダに移動し、Open をクリックします。

    PlatformIO home screen

次に、新しいPlatformIO CLIターミナルウィンドウをVS Codeで開く必要があります。

  1. VS Codeのアクティビティーバー(左のメニュー)で PlatformIOのロゴ をクリックします
  2. Quick Access メニューの、Miscellaneous にある New Terminal をクリックしてターミナルを開きます

PlatformIO CLI端末をVS Codeで表示

AWS IoT 証明書を設定する

AWS IoT コアと通信するために、AWS IoT 証明書を作成する必要があります。Espressif は、このワークショップとデバイスのために 、AWS IoT Kit リファレンスハードウェア用のM5Stack Core2 で使用できる AWS IoT 証明書を提供しています。

こちら の手順に従って、証明書を取得します。

証明書のzip ファイルを含む電子メールを受信したら、ファイルを保存し、内容を解凍する必要があります。解凍すると、 espcredentials というフォルダが作成されます。デバイスを接続したら、PlatformIO CLI ターミナルウィンドウで次のコマンドを入力して、これらの証明書をデバイスにアップロードできます。

Ubuntu または macOS
Windows

設定がすべて完了し準備が整ったら、 AFI のビルドとテスト に進みましょう。


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